家族の飲料水は大丈夫?ご存じですか?水に含まれるミネラル成分とは?含有量=硬度によって変わる硬水・軟水の違い

更新日:


ミネラルウォーターっていうけど、そもそもミネラルってなんなの?何を指し、何の効果があるのかすら解らずミネラルウォーター飲んでました。
 
調べてみると結構色々違いがあります。
硬水、軟水、飲み比べたら全然違う!!
 
 

お水の「ミネラル」とは何を指すのか?その含有量(硬度)によって変わる「硬水」「軟水」

ミネラルとは、水の中に含まれているマグネシウム・カリウム・カルシウムなどを指します。
 
水には「溶解性」という、何かを溶け込ませて安定しようとする性質があります。この性質により、主に地中を流れる際に水の中に様々な成分が溶解しつつ取り込まれるわけです。
 
ちなみに、日本の水は軟水と言われるミネラルが少なめの水質です。
 
海外では硬水と言われるカルシウムなどが多く含まれた水があります。
極端に硬度が高い(ミネラルが多い)水が蛇口から流れ出る地域では、食器などを洗うと白く成分が残るから、洗剤をあえて残して乾かす…など日本と違った水事情の国もあるようです。
 
 

硬度とは、水に含まれるミネラルの含有量のこと

定義は簡単です。下記の通り。
 ・ミネラルが多い水:硬水
 ・ミネラルが少ない水:軟水

例)ミネラルが最強に多い「硬水」コントレックス(1ℓ)内に含まれるミネラル
  ナトリウム 9.4mg
  カルシウム 468mg
  マグネシウム 74.5mg
  カリウム 2.8mg
  サルフェート 1121mg

  硬度 約1468mg/L(超硬水)

ペットボトルで売られている水のブランドの一つ「コントレックス」という商品は非常に硬度が高く、さまざまな成分が溶け込んでいます。
 
ゆえに、まったく飲みやすくないのですが、溶け込んでいる「マグネシウム」の効果でお通じに良いお水とも言われています。
 
ちなみに、マグネシウムは下剤の原料ともなります。お通じにいいと言うのは全くもって合理的です。

 
 

水に含まれるミネラル成分:マグネシウム編

マグネシウムはカルシウムやリンとともに骨や歯を形成するための栄養素の1つです。
成人の体内には 20~28g ほどあります。

マグネシウムと異なり、カルシウムはそのほとんどが骨に含有され、骨が貯蔵庫の役割をしています。マグネシウムも5~6割が骨に含まれ、体内で不足すると骨から離れて神経の興奮を抑えたり、エネルギー変換の補助、血圧維持に使われます。

そしてそのカルシウムはマグネシウムがあってこそ体内で正常に運用されます。マグネシウムにはカルシウムを細胞の外に運び出す作用があるためです。これによりカルシウムが細胞内に蓄積されないよう阻止しています。
心筋梗塞など血管からくる心臓病には、マグネシウム不足が深く関与しているとも考えられています。
 
主にアーモンドなど種実類、魚類、藻類、野菜、豆などに含まれています。
穀物からは最も高い割合で摂取されています。
摂取量が不足すると、骨粗しょう症、心疾患、糖尿病といった生活習慣病のリスクが高まると言われています。摂取量が少ない現代人は、主食や野菜をとって摂取量を増やす必要があります。

一方、マグネシウムは食品からは過剰に摂取してしまう事はないですが、健康食品やサプリメントなどからとり過ぎた場合には下痢になる可能性があります。なにしろ、下剤の主原料は硫酸マグネシウムですから。
どっさりしたい方は、マグネシウムの含有量が多い水がおすすめです。
 
コントレックス 驚異の硬度1468mg/ℓ
ちなみに、個人的感想は「超まずい、、。」
500mlで牛乳瓶1本分のカルシウム・アーモンド9粒分37mgのマグネシウム
下剤飲料とも言われてます…。


 
 

お水に含まれるミネラル成分:カルシウム編

カルシウムは骨や歯などを構成する栄養素。体重の1~2%の重さ程度の量が体内に存在します。
 
体内のカルシウムは、99%は骨と歯にあり、残る1%が血液中や筋肉などに存在します。この1%のカルシウムが出血を止めたり、神経の働き・筋肉運動といった生命維持や生命活動使われています。
 
骨は少しずつ形成と吸収を繰り返し、絶えず作り替えられます。摂取されたカルシウムは、小腸から血中に入り、すぐに使われる分だけを残し、骨を形成していきます。血中には必ず一定量のカルシウムが必要なため、血中のカルシウムが不足すると、骨を壊して補います。
 
また、カルシウムは量が減ると、体は血液中のカルシウム量を一定に保とうとして、副甲状腺ホルモンを分泌します。このホルモンは、カルシウム補給を促す信号で、この信号が出されると骨などに含まれるカルシウムが血液中に溶け出しカルシウムの不足が補われます。
しかし、この信号は一度発せられるとすぐには止まらないため、必要以上のカルシウムが骨などから血液中に放出され、血管壁に付着します。
その結果、血管壁の弾力性が失われ、動脈硬化を引き起こし「脳梗塞」や「心筋梗塞」リスクが高まります。
「カルシウムが不足するとカルシウムが過剰になる」
不思議な状況は、「カルシウムパラドックス説」として知られています。
実際にカルシウムを多く含む水(硬水)を飲んでいると、心筋梗塞や脳梗塞になりにくいという疫学的研究があります。でも硬水はまずいですが…。
 
カルシウムは牛乳、小魚、海藻、大豆製品、緑黄色野菜に多く含まれており、。牛乳ではコップ1杯(200ml)に約220mgのカルシウムが含まれてます。成人が必要とする量の1/3にあたります。カルシウム不足などから骨のからの流出が吸収量を上回ると、高齢になって骨がもろくなる病気の「骨粗しょう症」になる可能性もあります。
しかし、一度に吸収できる量は限られているため、一時的に大量に摂取しても効果はありません。
 
■ 問題は吸収率
カルシウムは体への吸収効率が悪い特徴があります。
体内へカルシウムを吸収できる割合
牛乳が約40%・小魚で30%・野菜で20%となります。
対して、水のカルシウム吸収率は100%です。
天然水に含まれているカルシウム等のミネラル成分はイオン化されており、粒子が非常に細かくなっているため吸収率が良いとされています。
 
 

お水に含まれるミネラル成分:カリウム編

カリウムは、体内では大半が細胞内液に存在します。摂取量を増やすことによって、血圧の低下、脳卒中の予防、骨密度の増加につながります。
 
細胞の外液にあるナトリウムと共に細胞を正常に保つ働きと、血圧調整する働きで体内をよい状態に維持する役割を果たしています。ナトリウムは摂取し過ぎると高血圧の一因になり、その一方でカリウムは血圧を下げる働きがあるといわれてます。
 
カリウムは様々な食品に含まれ、特にバナナ・メロン等の果実類、ほうれん草などの野菜類、いも類、豆類、魚類、肉類に多く含まれています。はい、食品全部ですね。
 
偏食せず1日3回の食事をとればほぼ必要摂取量はクリアできるとのことですが、欠食をする人、野菜や果物をあまり食べない人では不足する可能性があります。
 
 
これらのミネラル成分が水には含まれています。知らず知らずこういった成分を水から補給しているということです。
まさに健康は水から。美味しく健康にいい水を摂取していきましょう。

あなたの水の悩みはサーバーで解決。災害の備え、水道水が不安、ペットボトルは買うのも捨てるのも手間…が解決!天然水でカラダも台所もクリーンに!

日本の水道水は安全と言うけど、トリハロメタンや塩素が気になって飲むのは心配だと思いませんか?綺麗なら浄水器なんて売られているわけないですからね。でも、ペットボトルは買ってくるのは重たいし、置き場も困る ...

続きを見る


 
 





-Frecious商品紹介, お水について

Copyright© 高い?意外と良かったウォーターサーバー , 2024 All Rights Reserved.